「ブロッキングボードがない…」そんなとき、どうしていますか？
急に必要になったけど買いに行けない、家にあるものでどうにかできないかな…と悩んだ経験、ありませんか？
この記事では、そんなときにぴったりの「今すぐ試せるブロッキングボードの代用アイデア」をたっぷりご紹介します。
特別な道具がなくても、工夫しだいで素敵に仕上げることができるんです。
ご紹介するアイデアは、手芸初心者の方や、毎日忙しく過ごす女性の方でもすぐに活用できるよう、やさしい内容でまとめています。
「手元にあるものでどうにかしたい」「買う前にちょっと試してみたい」という方にぴったりです。
さらに、代用する際の注意点や、うまく仕上げるためのコツ、失敗しない素材選びのヒントなども丁寧に解説しています。
読み終えるころには、「なんだ、これでよかったんだ！」ときっと気持ちがラクになるはず。
こんなお悩みありませんか？
- 手芸を始めたばかりで、まだ道具を揃えていない
- 一時的に代用できる方法を知りたい
- 今すぐブロッキングしたいのに、手元にボードがない！
- 代用品を使っても、うまく仕上がるのか不安…
- 買う前に一度、代用で試してみたい
そんな方のために、すぐに使える代用テクニックと、実際に使った人のアイデアをたっぷりお届けします。
ブロッキングボードってなに？
ブロッキングボードとは、編み物や手芸で仕上げた作品の形を整えるために使う専用のボードです。
特に、繊細な模様が特徴のレース編みや、複数のパーツを組み合わせるモチーフ編みでは、このブロッキングという工程がとても大切です。
見た目を美しく整えるだけでなく、作品全体のバランスやサイズ感を均一に保つためにも役立つアイテムです。
完成した作品をピンで固定し、形をキープした状態で水分やスチームを与えてから自然乾燥させることで、編み目が落ち着き、ふんわりとした仕上がりになります。
また、ボードの表面にはマス目や目盛りが付いていることが多く、サイズを測りながら整えることも可能です。
基本的な機能
水やスチームをかけた作品をピンでしっかりと固定し、乾くまでの間にきちんと形を整えることができます。
マス目があるタイプなら、モチーフを揃えるのにも便利です。
どんな時に使う？
- モチーフのゆがみを直したいとき
- 複数のモチーフを同じサイズに整えたいとき
- 編み地をピンと伸ばして、模様をきれいに見せたいとき
- 作品を販売したり贈り物にする前に、仕上がりを整えて美しく見せたいとき
- レースや繊細な模様が崩れないように整えたいとき
今すぐ試せる！代用アイデア5選
タオルやバスタオルを使う
ふかふかのタオルを何枚か重ねて畳むことで、ピンがしっかり刺さる柔らかさと厚みを確保できます。
畳み方によって大きさを自由に調整できるので、作りたい作品のサイズに合わせやすいのも魅力です。
また、タオルの種類によっては厚みが異なるため、お気に入りの手触りや弾力を選んで使ってみましょう。
滑り止めシートと組み合わせるとより安定感が増しますよ。
ヨガマットやクッションマット
ヨガマットや子ども用のクッションマットは、適度な柔らかさと広い作業面が特徴。
ピンも刺さりやすく、滑りにくいので安定感も抜群です。100円ショップなどで手に入るジョイントタイプのマットなら、収納や使い勝手も◎。
表面が少し凸凹しているタイプでも、布を一枚かぶせれば十分に代用可能です。
段ボール＋タオル
おうちにある段ボールをカットし、その上にタオルや布を敷けば、即席のブロッキングボードに早変わりします。
タオルの代わりに古くなったTシャツやクッションカバーを使ってもOK。
牛乳パックを開いて段ボールに貼ると、防水性も備わって長く使えるようになります。
ピンを刺すときは、段ボールが折れないように何枚か重ねると安心です。
こどもと一緒にクラフト感覚で♪
厚紙や空き箱を使って、親子で楽しく工作気分を味わいながら代用品を作るのもおすすめです。
例えば、お菓子の空き箱に模様入りの布や折り紙を貼って、オリジナルのボードを作ってみたり、絵を描いたりデコレーションしても楽しいひとときに。
実用性はもちろん、愛着もわくので、お子さんの創作意欲を引き出す良いきっかけにもなります。
コストゼロ！家にあるものだけで工夫
「とにかく今すぐ何とかしたい！」というときは、新聞紙を重ねて段ボール代わりに使ったり、アイロン台を一時的に利用するのも手です。
また、古い雑誌やカタログをまとめてテープで固定すれば、厚みのある安定した土台が完成。
家にあるもので工夫することで、手軽に代用できる方法が広がります。
「これも使えそう」と思ったら、まずは試してみてくださいね。
シーン別おすすめ代用品
アイロンがけ用に使いたい
アイロン台の裏や平らな布製マットがおすすめ。
表面がなめらかで熱に強い素材なら、スチームや霧吹きを使った仕上げにも安心です。
もし専用のアイロン台がない場合は、クッション性のある折り畳みマットの上にアイロンシートや綿布を敷くのも一案です。
滑り止めのゴムマットなどを下に敷くことで、動きにくくなり作業がよりスムーズになります。
レース編みのモチーフを整えたい
ヨガマットや段ボールが平らで使いやすいです。
繊細な模様をしっかり整えるためには、できるだけ水平で安定した面を使うのが理想的。
表面に柔らかい布をかぶせてからピンを打つことで、跡がつきにくくなります。
作品がズレないように、仮留め用のマスキングテープを活用するのもおすすめですよ。
撮影背景として使いたい
白い布をかぶせたクッションマットや木の板が◎
清潔感のある背景に仕上がるので、SNS投稿やブログ用写真にもぴったりです。
さらに、ナチュラルな雰囲気を出したい場合は、木目の板やリネン素材の布などを活用すると、写真映えする演出ができます。
背景にシワがあると印象が損なわれてしまうので、布は事前にアイロンをかけておくとベストです。
実践ガイド：使い方のコツ
家庭用品の使い方
タオルはふんわり畳んで厚みを出し、安定させてから使いましょう。
畳み方によって高さを調整できるので、作品の大きさや重さに合わせて工夫が可能です。
また、滑りやすい素材の上にタオルを置くとズレやすくなるため、下に滑り止めマットやラグなどを敷いて安定させると安心です。
使用後は濡れていないか、ピンの跡が残っていないかを確認しておくと、次回も気持ちよく使えます。
DIY方法
段ボールをカットして、布を貼れば簡単DIYブロッキングボードに早変わりします。
好みのサイズに合わせて段ボールをカットし、その上に布をきれいに貼り付けることで、見た目もおしゃれなボードになります。
さらに、布の裏にキルト芯や薄いフェルトを挟むことで、ピンの刺さり心地がより良くなります。
マス目を描きたい場合は、格子柄の布を使うと便利ですよ。
リサイクル素材の活用
牛乳パックを開いて洗い、乾かしたものを並べて貼り合わせることで、防水性のあるしっかりとした代用品になります。
使い終わった後も簡単に分解できるので、コンパクトに収納できるのもメリットです。
また、牛乳パック以外にも、お菓子の空き箱や厚紙、ラミネートフィルムを利用することで、より丈夫なボードに仕上げることができます。
代用するときの注意点
安全面をチェック
ピンが安定しない素材は、使用中に抜けてしまったり、刺さりすぎて手をケガしてしまうこともあるため注意が必要です。
特に薄すぎる段ボールや硬すぎる素材はピンの刺さり方にムラが出るので、試しに一度使ってみてから本格的な使用に進むのが安心です。
お子さんと一緒に使う場合は、安全に配慮して大人が確認してあげてください。
見た目や仕上がりも意識
代用品の素材によっては、作品に跡がついたり、色移りする場合もあります。
初めて使う素材は、目立たない端の部分で試してから本番の作業に入ると失敗しにくくなります。
布を敷く場合は、色落ちしないものや表面がなめらかな素材を選ぶとより安心。
仕上がりの美しさを保つためにも、清潔で平らな状態を保つよう心がけましょう。
よくある質問
Q. ダイソーなど100均の商品でも使えますか？
はい！クッションマットや工作用ボードなど、活用できる商品がたくさんあります。
特におすすめなのは、ジョイントタイプのマットやEVA素材のプレイマット。
厚みがありピンも刺しやすいので、ブロッキング用として十分活躍してくれます。
また、工作用のスチレンボードやカラーボードも、サイズを調整すれば手軽な代用品になります。
最近は手芸コーナーも充実してきているので、専用でなくても工夫次第で代用できるアイテムが見つかりますよ。
Q. 代用だと作品が歪まないか心配です…
しっかりピンを打ち、乾かす時間をしっかりとることで美しく仕上がりますよ。
代用品でも、正しい位置にピンを固定し、形を整えてから完全に乾くまで動かさないようにすれば、仕上がりに大きな違いはありません。
より安定させたい場合は、柔らかすぎない素材を選び、ピンの角度を工夫することで形崩れを防ぐこともできます。
はじめは小さなモチーフなどで試してみて、素材との相性を確認するのがおすすめです。
まとめ
無理に高価な道具をそろえなくても、身のまわりのものやちょっとした工夫で、十分に素敵な作品が仕上がるのが手芸の魅力です。
特に、代用品を活用すれば、今すぐ始めたい気持ちをそのまま形にできて、より気軽に楽しめるのが嬉しいですよね。
今回ご紹介した方法は、どれも「特別な準備は不要で、今あるものですぐ試せる」という視点を大切にしています。
手芸は自由で、正解がひとつではないからこそ、自分らしい工夫やアイデアが大きな力になります。
ちょっとした代用アイテムでも、「意外とこれで十分だった！」という発見があったり、オリジナルの使い方を思いつくきっかけになることも。
ブロッキングボードに限らず、身近なもので代用できる道具は意外とたくさんあります。
自分だけの使い方や工夫が見つかると、作品作りがさらに楽しくなるはずです。
「こんな方法もあるよ！」というアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください。あなたの工夫が、きっと誰かのヒントになります♪
